北原グループ、ベトナムへの進出開始!!

北原グループ医療法人社団KNI、ベトナム国立病院と技術協力について合意書締結

「日本の医療を輸出産業に育てる」を理念に医療の海外展開を進める北原グループの医療法人社団KNIが、カンボジアに続き、ベトナムへの事業展開を開始した。6月5日に調印式、6月6日に安倍首相、ベトナムのフック首相立会いのもと、迎賓館にて文書交換式を行い、ベトドク病院院長のTran Binh Giang氏とリハビリテーション、脳神経外科の技術協力についての合意を交わした。ベトドク病院は外科を中心とした首都ハノイ中心部に位置する1500床の国立病院で、今冬には1000床の第2病院のオープンを予定している。

KNIは、日本政府の健康・医療戦略推進本部が提唱するアジア健康構想に基づき、健康・医療戦略推進本部の下におかれた医療国際展開タスクフォースおよび東アジア・ASEAN 経済研究センター(ERIA)等の協力を得つつ、ベトドク病院に対し、リハビリテーション・脳神経外科・一般医療についての支援と技術指導、リハ ビリテーションについての運営・教育システムの構築と提供を行い、ベトドク病院の医療サービスとスキルの向上をはかると共に同病院をアジアのリハビリテーション・自立支援介護サービスに携わる人材の研修、教育拠点とする可能性についても検討する。本合意には、ベトドク第2病院内に日本水準のサービスを提供するリハビリテーションセンター設立を検討することも含まれており、同センターは、日本で教育を受け、臨床経験を積んだベトナム人医療者が能力を発揮できる受け皿としての機能も担う。また、KNIは、本事業内でベトナムの医療事情、ニーズなどについての情報収集を行い、今後、プライベートでのリハビリテーションセンター、救命救急センター設立も視野に入れている。

ベトナムは既に高齢者の割合が10%を超える高齢化社会に突入している。かつての日本を上回る速さで高齢化が進んでおり、高齢者を支えていく社会づくりに向けた取り組みを早急に行うことが必要との認識が、ベトナム国内にも広がりつつある。KNIは、まずは、ベトナムの国民が適切なリハビリテーション、高齢者ケアの発展に貢献することを目指す。

ベトナム首脳会談等、首相官邸ホームページ

 

<本件に関するお問い合わせ先>

医療法人社団KNI広報担当 亀田

電話:042-645-1356 E-mail:yoshikazu_kameda@kitaharahosp.com