病院に代わる新たな癒しの場「ヒーリングファシリティ」

医療とIoTと自然の融合 癒しのための全てを詰め込んだ空間

ヒーリングファシリティ_イメージ2北原グループは、「医療は病院の中だけで行われるだけ でなく、いつも人々の生活のすぐそばになければ ならない」と考えています。病院も病気になった から、しょうがなく行く場所ではなく、自然に人 が集まる場所にならなければなりません。そこで私たちは、現在、北原リハビリテーション病院が建っている八王子市左入町に、病院に代わ る癒しの場「ヒーリングファシリティ」を作って います。これは以前、「医療と健康のテーマパーク」と呼んでいたプロジェクトで、全く新しい価値感を広めるため、名称をこれまで使われていない「ヒーリングファシリティ」に変更いたしました。

新しく建てるリハビリテーション病院新棟はヨーロッパの古城のようなデザインで、敷地内の風景もヨーロッパを思わせるものなります。敷地内には牛や羊などの牧場、野菜や果物がとれる農園、果樹園、市内外の企業やNPOが集い新しいアイデアを生み出すためのインキュベーションセンター、健康に良く美味しい料理を提供するレストランがあります。さらに病院に併設されるスパ棟では温泉、エステ、マッサージが受けられ、ゆったりとくつろげるスペー スも用意しています。

それだけではありません。実は、ここにある全てのものは、最新鋭のIoTシステム により管理されています。病院では課題が多いセキュリティには顔認証システムを採用し、病院運営や臨床場面にもIoTによる業務の適正化、効率化を行っています。ここではオープン当初から実装するもの以外に、現状では実用段階ではない技術も実証的に使用し、新たなシステムの開発も行なっていき、八王子市を医療と健康に関するイノベーションを発信する街、シリコンバレーのような存在にすることも計画しています。

美味しい料理を食べ、 温泉でくつろぎ、アクティビティを楽しみ、ゲー ムで競う。そして、いつのまにか、医療について 詳しくなり、そこにいる誰もが健康になっている。医療と健康に関するイノベーションを発信する空間、 それが病院に代わる癒しの場「ヒーリングファシリティ」なのです。