亀田 佳一
フェスで体験する「東京都八王子市から始まる未来の医療」
「始まる！八王子、未来の医療！」をキャッチコピーに、八王子市左入にある北原リハビリテーション病院で11月27日に開催された北原フェス2016。イベントには200人を越える方に参加頂き、盛況となった。
このイベントは北原病院グループ（医療法人社団KNI）が主催したもので、昨年まで入院患者さん、退院患者さん、そのご家族を対象に「病院のお祭り」として開催してきたものを内容を一新、対象も一般の方へと変更したものだ。
フェスが開催された北原リハビリテーション病院には、「医療と健康のテーマパーク」を建設中。「医療と健康のテーマパーク」とは、訪れた人が、アトラクションや美味しい料理で楽しんでいると、いつの間にか健康になるというもので、最新のロボット技術やIT技術、人間の免疫を高めるような自然環境などを駆使して創られる。現在、その第1期工事として病院新棟と温泉棟を建設中だ。
北原フェスのテーマは「医療と健康のテーマパーク」と同様に「イベント、ブース、美味しい料理で楽しみながらいつの間にか健康になっている」。
北原フェスでは13のブースを設置。未来の医療を体感できるよう、日経デザインでも取り上げられた北原グループとNEC、多摩美術大学のコラボレーション企画から生まれた病院ビュッフェや、最新のリハビリ機器、医療機器の体験ブース、NECの顔認証システムブース、動物とのふれあいによる癒し効果を体感してもらうための動物ふれあいコーナーが設置された。八王子のお店であるバーゼル、カフェこすもす、礒沼ミルクファーム、八王子にある大学の東京純心大学看護科や、企業である菊池製作所にも出展に協力頂き、八王子の方々とコラボレーションした。
もちろん北原グループが行っているカンボジア事業や東北被災地での事業を紹介するブースや、健康について学べる講座やクイズイベントも開催、老若男女問わず楽しめる内容となった。
来年はさらに八王子の組織や企業、教育機関を巻き込み、より大きなイベントとするため計画中だ。