カンボジア首相が「一番行きたい病院」。サンライズジャパンホスピタル。
9月20日にサンライズジャパンホスピタルプノンペンの開院式典が開催された。当病院は医療法人社団KNI理事長の北原茂実氏が推進する「日本の医療を輸出産業に育てる」取り組み、および、「日本の医療まるごと輸出」と称される日本政府の施策を出発点とする事業で、日本の民間会社(日揮株式会社、株式会社産業革新機構、株式会社Kitahara Medical Strategies International )による合弁会社Sunrise Healthcare Service Co., Ltd.が運営する救命救急機能を持つ病院。
カンボジア1の医療サービスを提供するだけでなく、ITインフラ、食事の提供、教育システムなど医療に関わるノウハウを提供し、カンボジアの医療と社会の発展に貢献することを目指している。開院式典には2000人を超える人が参加し、カンボジアの首相や、安倍首相の代読のために参加した外務省政務官、本事業をはじめに提唱した東京都八王子市の医療法人社団KNI理事長 北原茂実がコメントした。
カンボジアの国民は自国の医療を信頼しておらず、年間20万人以上の経済的に中流層以上の国民がタイ、シンガポール、ベトナムなどへ医療渡航をしている。開院式典では普段、外国へ渡航し、医療を受けていると言われているカンボジア首相が「一番に行きたい病院」と発言するなど、カンボジア国民の当病院に対する期待は大きい。式典後、最終リハーサルを行い、10月末にグランドオープンする予定だ。