実は日本式ではない?北原グループが関わる「日本の病院まるごと輸出」

活動報告

いよいよオープン!Sunrise Japan Hospital Phnom Penh、カンボジアにオープン!!

Sunrise Japan Hospital2いよいよ9月、カンボジアの首都プノンペンにSunrise Japan Hospital Phnom Penh(以下、SJH)がオープンします。SJHは医療法人社団KNI理事長の北原茂実が推進する日本の医療を輸出産業に育てる取り組み、および、「日本の医療まるごと輸出」と称される日本政府の施策の事業で、Sunrise Healthcare Service Co.,Ltd.(日揮株式会社、株式会社産業革新機構、株式会社Kitahara Medical Strategies Internationalの合弁会社)により建設されています。

カンボジアという国とその医療

家族と患者-01のコピーカンボジアは政治的安定の達成及び国を挙げた経済成長政策により、近年は高い経済成長を遂げていますが、70年代後半のポル・ポト政権時代に知識人が多く殺害された影響で現在に至るまで医療の発展が遅れており、年間20万人を超える患者が周辺諸国へ流出するなど、医療インフラの整備が課題となっています。SJHは医療法人社団KNIから出向する日本人医療スタッフとKNIで研修を受けたカンボジア人医療スタッフが最新鋭の医療を提供することで医療インフラの整備に貢献します。また、医療サービスを提供するだけでなく、運営システム、教育システム、レストラン、ITインフラなど医療に関わる全てのノウハウを提供しカンボジアの国と医療の発展に貢献することを目指していきます。

実は日本式ではない?日本の病院まるごと輸出

政府の発表などでは「日本式医療の輸出」と言われることが多いですが、SJHで目指す医療は日本式の医療ではありません。日本の医療は法による規制が多く、機械化やIT化が遅れており、効率的とは言えません。また効率化や合理化に挑戦する事も難しいのが現状です。SJHが目指す医療は日本式ではなく、より合理的で効率的な医療です。医療法による規制の少ないカンボジアでこそ出来る医療にかかわるサービス、機器、システム開発を行い、成功例を日本に逆輸入することで、日本の医療を救うことも視野に入れています。

 
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