Webサイト「リハレポ」で北原事業が紹介されました。ーNGO日本医療開発機構ー

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発展途上国開発リハビリレポーター(以下、リハレポ)は青年海外協力隊員、シニア海外ボランティアを中心とした海外で活動する理学療法士、作業療法士、言語聴覚士ののブログ集です。リハビリテーションや医療の海外事情について様々な国で活動する方がブログを書いています。

今回、このサイトに北原グループの北原ジャパンクリニックと日本医療開発機構について記事が掲載されました。今回は、NGO日本医療開発機構の記事をご紹介します。

 

NGO日本医療開発機構とは?

今回は、カンボジアのNGO活動(NGO日本医療開発機構)について紹介します。前回紹介させて頂いた北原ジャパンクリニックはプライベートクリニックのため、運営を継続するためには収益の確保が必要です。

そのため、ある程度支払い能力のある方しかサービスを受けることができない現状があります。

私たちは格差社会が広がるカンボジアにおいて、誰でも安心した医療を受けることができる医療システムの構築を目指しています。貧困層の患者様に対して、NGO日本医療開発機構が医療を提供しながら、その仕組み作りを行っています。

 

「施しではない医療、現地に根付く医療を」

従来の開発途上国への医療支援といえば、ODAなど先進国からの援助や、あるいはボランティアでの医療提供が主流です。

しかし、最初は支援であっても、やがては彼らが自らの稼ぎで回せるようにならなければシステムの永続は不可能ですし、さらに「施し」としての医療を提供することで、現地の医療発展を阻害することにも繋がりかねません。

私たちは従来のODAに替わる現地に根付く新しい支援のかたちを模索しています。

 

NGO日本医療開発機構の活動内容

プノンペン市内にある国立コサマック病院にて脳神経外科設備の充実、スタッフや医療専門学生の教育、リハビリテーションの実施などを行っています。医療教育、医療提供、医療環境改善をテーマに活動しています。

①教育活動

カンボジアでは教育者の不足・指導者の知識不足から、育成される多くの医療者が「医療者としてのあるべき姿」や「患者さんをみる方法」を知りません。

リハレポ1

私達は卒前卒後教育として医療機関での講義や臨床現場で指導を行い、カンボジアの未来の医療を支える若いスタッフに「医療のあるべき姿」を伝えています。

 

②医療提供

カンボジアでは医療技術や設備が十分ではないために救う事が出来ない患者さんがいます。私たちは、脳神経外科疾患の手術を定期的に行う事で、本来であれば救う事の出来る命を救います。

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また、術後の管理やリハビリテーション、退院後の生活についての家族指導などを看護師、理学療法士が行い、その場の手術、治療だけでなく、「退院後の生活を見据えた医療」を提供しています。

 

③医療環境の改善

カンボジアの清潔への意識は日本とは少し異なります。病院内でもごみが廊下やベッド周囲に捨てられたままになっています。

医療者もその問題に対して関心が低いのが現状です。私たちは、病院スタッフや実習中の学生へ適切な病院環境を伝え一緒に病院環境を改善することで、病院環境のあるべき姿学び関心を持ってもらいたいと思っています。

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そして「自分たちが変える」という動機付けや責任感、「自分たちだけで変えられる」という自信を与え、医療者のマインドを変えることを目標にしています。それが「支援がなくても自分たちの力で変えていく」原動力になると信じています。

 

NGO日本医療開発機構では、現地ボランティアを募集しています。ご興味がありましたらお気軽にご連絡ください。

日本医療開発機構 会員募集について