初めまして。
ラオスでの医療展開を目指し活動をしているラオスの人と申します。
突然ですが皆さま、ラオスという国をご存知でしょうか。
カンボジアのお隣の国で、カンボジアと同様にこちらも近年急速な経済発展をしている国です。
何かの情報誌によると、今一番行きたい観光地?だとか。
街を歩くと欧米人が大変多いです。(日本人にはあまり馴染み無いですかね…。)
首都ビエンチャンの雰囲気は、隣国のバンコクやプノンペン、ホーチミンの所謂「アジアの喧騒」とは少し異なり、どこかゆったりとしています。
人々もそんな雰囲気の中、穏やかな性格をしています。
ラオスの医療はというと、カンボジアの状況に良く似ています。自国の医療水準は低く、多くの患者さんはタイへ渡り治療を受けているそうです。首都ビエンチャンは国境の街でもあり、メコン川の対岸がタイであり、地理的にもタイへ渡るのは容易です。
医療に関わらず、生活用品の購入や娯楽のために、週末にタイへ出掛けるラオス人は多いようです。それがラオスの産業が発展しない要因の一つでもあるようです。
私たちはカンボジアのみに留まらず、活動の幅を広げていきたいと思っています。
経済成長の裏で、取り残されている“医療”を、私達の活動を通じて良い方向に導いていきたいと思います。
【ラオス活動記その1】