☆現地看護師より☆ 〜車いすの寄贈〜

活動報告
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冠婚葬祭助成金にて購入した車いす3台をコサマック病院の脳外病棟へ寄贈しました。
脳外病棟には片麻痺や下半身麻痺などの障害を負った患者様がたくさん入院しています。
JMDOでは麻痺の患者様の離床支援を行っていましたが、今まで使用できる車いすが1台しかなかったため
乗る事が出来る患者さまは限られ、更に順番待ちのためあまり長い時間乗れませんでした。

本日から4台に増えたため、車椅子で気分転換が出来ると患者様も大喜び!
脊髄損傷のため下半身麻痺となったこちらの男性は、家族と共に2時間以上外も窓からの景色を楽しんでいました。
こういった患者様の姿をみると本当に嬉しいですね。
一点悔やまれるとしたら今回助成金申請をさせて頂いた際、普通の車いすの購入しか頭になかったことです。
リクライニング車いすという”寝ながら乗れる車いす”も準備できれば、頸部の脊椎損傷を負い四肢麻痺となってしまった患者様にも外の景色を見せてあげられたのに…と思いました。
車いすに乗って喜ぶ患者を、横目でみる事しかできなかった彼にとってはとても辛い事だったと思います。

最近、コサマック医師はリハビリの必要性をとてもよく感じてくれています。今後リクライニング車いすの必要性も伝え、導入していけるようにしていきたいです。