☆現地看護師より☆ 〜Nursing Processのレクチャーに参加〜

活動報告
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ご挨拶が遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!

看護師の笠原です。既に1月末ですね。今年もあっという間に過ぎてしまうのではないか?という危機感がありますが…、今年は昨年築いた基盤を元に、活動を更に発展させていきます。
今年もよろしくお願いします!

さて、1月14、15日の2日間、国立小児病院で”Nursing Process”についての講義がありました。笠原は時々CPR訓練で同病院に出入りをしている事から、今回の講義に笠原とJMDO看護師のコサル君が特別に参加させて頂ける事となりました!

“Nursing Process”とは、患者様からの情報収集、そのアセスメント、実行、評価という一連の流れです。カンボジアではそのProcessを理解している看護師さんは多くありません。

今回の講義はアンコール小児病院で研修を受けたManilaさんというカンボジア人看護師によって行われました。クメール語での講義という事もあり、コサル君も不明確だった部分がクリアーになったようです。
私自身もカンボジア人への講義の仕方、興味の惹き付け方などとても勉強になりました。

国立小児病院では看護部が存在し、定期的にこのような勉強会が催されているとの事。JMDOが活動するコサマック病院には看護部がなく、勉強会もあまり行われません(行っても参加率が低い)
こういった積み重ねが将来的に大きな差につながるのだと思います。

コサマック病院の看護師教育は今年の大きな課題です。