ここから八王子の未来の医療サービスが生まれるかも!?
北原グループ(医療法人社団KNIら)と多摩美術大学八王子キャンパス、NECのコラボレーション企画「医療共生プロジェクト」の一環、多摩美学生による「未来の医療サービス」の公開展示が多摩美術大学期末展で行われた。北原グループが提唱する、「医療はいかにして人が良く生き、よく死ぬか、その全てをプロデュースする総合生活産業である」、「医療は本来、病院のみで提供されるべきものではなく、街に溶け込んでいるべきもの」という考え方をベースに、勧められているこちらのプロジェクト。
医療者は病院内で働いていることがほとんどであり、医療以外の事を知らない人が多いこともあり、視野が狭く、既存の医療の枠を超えた取り組みを行いにくい傾向がある。また、医療は専門的な知識がないと関われないという一般的な認識も医療業界を閉塞させている一因になっていると思われる。
医療の事を全く知らない多摩美術大学の学生が考えたアイデアの中には、すぐに実現出来そうなものから、遠い未来なら実現できるかもというものまで、とても医療者では考えつかない、これまでにないアイデアが見られた。こういった異業種の関わりあいが医療業界にもイノベーションを起こすために重要である。
このアイデアの中から、東京都八王子市で提供される医療サービスが生まれるかもしれない。