カンボジアSunrise Japan HospitalがNECの多言語対応クラウド型問診サービスを導入

日揮株式会社、株式会社産業革新機構、北原グループの株式会社Kitahara Medical Strategies Internationalは、2014年に合弁会社をカンボジアに設立し、首都プノンペンに救急機能を持つ日本式の病院Sunrise Japan Hospitalを建設中だ。日本人の医師や看護師、技師らが中心となって運営するもので、現在、開院に向けて準備をしている。

カンボジアのSunrise Japan Hospitalでは業務の効率化、品質の保持、新しいシステムの開発を目的に、NECの多言語対応クラウド型問診サービスを導入する予定だ。

カンボジアのSunrise Japan Hospitalでは、高品質な医療の提供だけではなく、日本の高い技術力を使用した機器やシステムを導入し、閉塞的な日本の医療機器のマーケットを世界に拡大することや、新しいシステムを開発する事など、新しい挑戦を行なっていく。本サービスは、患者の自覚症状や生活歴、既往歴などの問診情報を、タブレットを用いて患者もしくは看護師などから正確に漏れなく収集するためのもので、さらに収集した問診情報を分析し、この後に行うべき処置や検査の候補を表示して、医師の所見入力をサポートするなど、適切な診断を支援する。データが蓄積されれば、より分析の精度は増し、発展途上国など医療レベルの低い地域では医療のレベルを引き上げることに貢献することができる。

 

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NECプレスリリース
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