「医療」×「教育」 ー研修生からスタッフへー

活動報告

2016年へと年が明けた。初めての「冬」を経験し、鼻を赤くしたカンボジア人研修生の顔が並ぶ。毎週月曜日に行なわれる岡田院長による朝礼も、少しずつその顔ぶれが変わってきた。

彼らは2016年春、カンボジアに開院するSunrise Japan Hospitalで働く予定のスタッフだ。医療法人社団KNIでは、今年の5月から彼らを研修生として受け入れている。2015年5月~2016年3月まで計42名の研修生が入れ替わりながら研修を行っているが、11月末、13名の研修生の研修が終了し、開院準備のためカンボジアへ帰国となった。これからは研修生ではなく、いちスタッフとして活躍してくれるだろう。

そして12月4日、新たに3期生12名の研修生が加わり、新たなメンバーでの研修が開始となった。今まで研修を行っていた1期生・2期生が、3期生の指導を行うスタイルで研修を行っているが、後輩指導をする姿を見る事で改めて彼らの成長を垣間みる事ができる。

カンボジアでの習慣がまだ抜けない3期生に対し率先して日本の習慣を教える。そして、3期生の事で何か指摘を受けた際は「ありがとうございます。(3期生へ自分が)教えます」と言えるようになった。日本に来たばかりの彼らを思い返すと、日々色々な事を吸収し、社会人・医療人として成長している事を実感する。
 

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先日の岡田院長の朝礼で、『自分の家族や友人に「自分の病院へおいで」と自信を持って言える病院を目指しましょう』と言う言葉があった。職員全員が自信を持ってそう言うには、日々の積み重ねや改善、そして自分の職場への「愛」が必要だ。

カンボジアに開院するSunrise Japan Hospitalは、病院理念の通り、地域の人々だけでなく職員にとっても「世界一信頼される病院」、そして「愛される病院」であるよう、日本人、カンボジア人などという国籍は関係なく、全スタッフで創りあげていきたい。

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