カンボジアにはポルポトによる知識人大虐殺による爪あとがまだ残っています。医師や看護師が大勢殺されてしまったカンボジアには、今も医療従事者の数が足りません。経済発展を続けるカンボジアですが、医療は取り残されています。
富裕層はカンボジアの医療を信じることができず、海外の医療を受けるため、国内の病院は資金不足となり、発展できずにいます。古い設備・不衛生な環境のまま、不適切な治療しか受けることができず、多くの命が失われています。
これまで多くの外国のNGOが医療の無償提供や医療機器の寄贈など医療支援を行ってきました。しかし、短期間、医療を無償提供しても、外国のNGOが帰ってしまうと、また元の医療を受けられない状況に戻ってしまいます。また、寄贈された医療機器の多くはメンテナンス出来る者がいないため、故障して倉庫にしまわれたままになってしまっています。
「施し」だけでは、この国を救う事は出来ません。医療を提供するうえで最も大切な「人」を育てなければなりません。日本医療開発機構はこの劣悪な医療環境にあるカンボジアを救うため、日本の医療の良い部分を伝え、それが現地の医療と融合し根付くことを目的として
医療を育むプロジェクトを行っています。
目の前の患者さんだけでなく、その先にいる多くの患者さんも助けるために、 ご支援のほど宜しくお願い致します。
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