カンボジアスタディーツアー3日目は、「NPO法人Side By Side International」様のご協力で、カンダール州のルミドゥア島に行きました。
島までの移動はいかだです!
ルミドゥア島。ここには医療機関がありません。
暮らしている人たち、中でも子どもたちは、まだまだ衛生管理が行き届かず、洗髪や歯磨きが十分にできていません。そのため、シラミや虫歯の子どもたちがたくさんいます。
シラミをそのままにしておくと、かゆみが生じ、その部分を掻きむしることで、細菌感染症などの原因になることもあります。
そこで、子どもたちに「シラミ取りシャンプー」を行いました。
今回のスタディーツアー参加者の中には、お子さんがいらっしゃる方も多く、慣れた手つきで髪を洗っていました。
虫歯の子どもたちがたくさんいるのは、やはり医師不足が原因。そして、海外からの医療支援は、エイズウイルス(HIV)やマラリアといった感染症対策が優先され、生命に直結しない歯科治療は後回しになっていたという背景もあるためだと考えられます。
シャンプーが終わった子どもたちには歯ブラシのプレゼント。
そしてお返しに「笑顔」と「歌のプレゼント」をもらいました。
いよいよ明日はツアー最終日!
最後に歴史を学ぶ観光です。
(4日目へつづく)