医療×趣味アートの新サービス『明日なろ!』 第2回 茶道教室

活動報告

私たちが開催する『明日なろ!』は高齢者や障がい者を対象に、地域の講師を招き、リハビリスタッフと一緒に芸術活動を提供するサービスです。
様々な事にチャレンジすることで、刺激ある生活、変化ある生活の中から、健康を見直し、元気になることに繋がればという想いから、リハビリスタッフが中心となって立ち上げました。

今回は茶道を代表する流派、表千家の作法を学ぶべく、川原井雅枝先生を講師にお招きしました。
川原井先生は、ご家族が当院へ入院したときからのお知り合いです。既に5年以上、北原リハビリテーション病院でボランティア活動を行っている方であり、患者様との接し方やスタッフとの意思疎通もバッチリです。
茶道 講義場面作法だけでなく、茶器についての説明もしていただきました。皆さん、興味津々です。
リハビリスタッフもいるので、手足が不自由になり正座が難しい方でも安心して参加できます。
茶道活動場面初めて茶道を体験される方でも丁寧に分かりやすく指導して下さいました。
作法を皆の前で披露するのは、良い緊張感があります!
茶道 風景和菓子とお茶でゆっくり過ごす時間は大好評です。
また礼儀、作法について学ぶ機会は、日々の生活を見直すきっかけになるようです。

芸術活動は、日常生活活動において必須のものではありませんが、人間を豊かにするかけがえのないものです。

「知る欲求」
「表現する欲求」
「感じる欲求」

これらを満たしてくれる大事な媒体です。

脳卒中後遺症や様々な病気によって身体が不自由になった方でも安心して参加できるように専門のリハビリスタッフが工夫した内容となっております。当サービスを通して、新しい発見が得られ、脳をリフレッシュする機会になることを願っています。