八王子まちづくり 私を駆り立てる原動力

こんにちは、riceです。
今回は、私が八王子事業に取り組む際の原動力となっている「八王子に対する想い」について、書かせていただきます。

私は30数年前に母親が里帰り出産をしたために八王子で生まれましたが、八王子に住み始めたのは9年前です。ですので「八王子生まれ・八王子育ち」という方からすれば、八王子歴が少なすぎるかもしれません。
ですが、八王子で生まれた私が縁あって八王子で働くことになり、そして八王子事業に関わらせていただいているというこの事実。「これは何かの意味があるのではないか!」とついつい考えてしまいます。

私のいる北原国際病院を受診する方の多くは八王子に住む方々ですので、私たちが八王子のことを考えること、それは八王子に住む方々の健康や幸せを考えることにつながると思っています。
働きはじめた頃は、目の前の患者様が自分を突き動かす原動力でしたが、ここ数年は目の前の患者様だけではなく、八王子に住む多くの方が私たちの創るシステムによって、もっと健康に、もっと幸せになるというイメージが膨らみ、そのイメージ自体が原動力になっています。

私が八王子へ引っ越す際、地元・神奈川県の友人は「遠くへ行くんだねー!」と言いました。八王子はなぜ遠くに感じられてしまうのでしょうか?横浜線の終点だからでしょうか?

皆さんの住む「まち」の中にも、意外と近いのに遠く感じられてしまう「まち」がありますか?
八王子をもっと身近に感じてもらうこと、それは八王子をもっと知ってもらうことなのかもしれません。他のまちでは実現できなくても八王子だったら実現できることをたくさん持つこと、八王子にわざわざ移り住みたくなうような魅力を持つこと、そんな「まち」の強みを「医療」の視点で創り出すことが私たち医療スタッフの仕事ではないでしょうか。

私がこうして語ると友人は言います。「riceは何を目指しているのか?」と。
何かになることは目指していませんが、ただ、八王子事業による様々な取り組みが小さなモデルとなって、全国や世界へ飛び出していくことを考えてわくわくしています。

【八王子まちづくりブログその2】