こんにちは！まる子です。
先日、北海道に旅行に行ってきました。北海道は父の実家なので時々帰りますが、道東方面にはあまり行ったことがありませんでした。新鮮な魚介と秘湯を満喫してきました！！

さて、今回は現地パートナーについてご紹介します。
海外でビジネスを行う時、最も重要なことのひとつが現地パートナーの選定です。これは、病院経営に限らず、すべてのビジネスにおいて共通だと思います。
上海でのクリニック経営も然り。
日本側の我々の力ではどうにもならないことも、現地のパートナーに多々助けられました。詳しい経緯は割愛しますが、現地のパートナーは民間企業ではなく行政機関の一部でしたので、それ故にスムーズに行ったことも多々ありました。
例えば、許認可関係。
中国では海外企業の進出に関して規制が厳しくお金も時間もかかりますが、パートナーが公的機関であったため、営業許可や医師免許の切り替え（日本での医師免許を中国でも使えるようにする）などの手続きがとても早く、スムーズでした。建物や検査機器に関してもすでにあるものを利用できたので、初期投資もほとんどなくて済みました。そういう意味では、このパートナーでなければ上海に進出することはなかったと言っても過言ではないでしょう。このパートナーに出会うまでも、沢山の中国の起業家・投資家の方から声をかけていただき、お話をしました。

多くの日本企業が中国ビジネスで失敗し、撤退を強いられた話も聞いていました。
だからこそ、パートナー選びは慎重に行ったのです。

結果として上海でのクリニック経営は軌道に乗り、毎日沢山の患者様であふれる活気あるクリニックとして定着しました。中国政府の方針転換によりクリニック経営は現在は終了していますが、我々にとって海外第一号の医療機関経営は貴重な経験となり、直後からカンボジアプロジェクトが本格的に指導することになります。

上海でのクリニック経営についての連載はこれにて終了です！
次回から書くことについて思いを巡らせておきます☆

【海外プロジェクトブログその7】