今までカンボジア国内の様々な医療機関をみてきて感じたのは、看護の基礎を学んできていない看護師さんの多さです。
病院での指導や看護学校への介入など、今まで色々検討してみましたが、やはり必要な知識・技術を学んでもらうには「不足している部分を再学習する場」と「そのための学習時間」が必要との結論に至りました。
そこでJMDOは今年度から既卒看護師向けのインターンシップを開始する事とし、講義と実習を組み合わせた授業スタイルで、9月までびっちり学んでもらうという教育活動を開始します。
実は先日のクメール正月連休前に教室を作り上げる予定だったのですが、教室予定地がスコールでまさかの床上浸水10cm。
周辺は洪水になる場所でもなかったし、今まで乾季だったのでそんな事態になるなんて予想しておらず… 自分の甘さに反省です。
「もうすぐ始まるのにどーしよう…」と悩んでいた矢先、期間限定ですがお部屋を貸して頂ける事になりホッと一安心。
本日やっと準備が完了しました!(むしろ当初の教室よりも日当りがよく広いです!)
7月頃には引っ越しをしなくてはいけませんが、無事始められそうで本当に良かったです。
今回、初めての試みとなる看護師向けインターンシップ。
JMDOとしては、将来的に「医療者専門の学校(塾など)」を作っていきたいと思っていますので、そのFirst stepとしたいと思っています。
インターンシップについては色々な問題を聞くので不安もありますが、まずは彼らが「楽しい!」と思える授業が提供出来るよう、新たな挑戦頑張ります!
写真1枚目:元教室予定地(浸水後で泥だらけ…)
写真2枚目:一時的に借りる事が出来た教室(感謝!)