☆現地看護師より☆ 〜清潔・不潔の区別〜

活動報告
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最近、毎朝、傷処置の回診に同行しています。
カンボジアのやり方をまずはじっくりと見て、現在のやり方のどこを改善すれは適切な処置、効率のよい処置ができるか?
それを見極めたかったのです。

処置は実習中の看護学生さんが行い、看護師が1名SVとして付きます。日本の新人ナースが徹底して教わる清潔・不潔の区別ですが、ここでは結構曖昧なのです…。

といっても、国立病院では全てを”日本式”にはできません。
カンボジアにはカンボジアの歴史があり、たとえ手技が不十分であったとしても、そのように習ってきました。
彼らが混乱する事なく、今の状況を変える第1歩として、処置台にカゴを1つセットしました。

処置で使い終わったピンセットと、まだ使用していない物を誰が見ても明確にわかるようにです。
(結構「これ使った?新しい?」というやり取りがあるのです…)

カゴにはもちろん”使用済み”と記載してもらいました。
病棟看護師さんも看護学生さんも「Good idea!!」と早速使用を開始しました!

こういったちょっとした工夫の積み重ねが、後々の改善につながるんだと思います。
明日もきちんと使用されていればいいな。