コサマック病院では多くのNGOが支援に入っていますが、長期的に病院内で活動を行っているNGOはJMDOを含め、たった3団体です。
最近、フランスのNGO Prupetが、「コサマック病院内のNGOの全ての活動を把握し、協力できる体制を作りたい」とご提案下さいました。そこで、もう一つ長期的に活動しているオーストラリアのNGO International Children’s Care(ICC)を紹介。
ICCは入院患者様の洗髪や石鹸水の補充を行っているNGOだと思っていましたが、なんと貧しい人への食事提供も行っていました!
主に整形外科病棟の患者様が対象だった様で、全然知らなかったです…(灯台下暗しですね)
実はコサマック病院も10時と14時に、貧しい人への食事提供を行っています。しかし、なくなり次第終了となっており、あまり量もありません。今まで、栄養状態が悪いけどご飯を買う事が出来ない患者には、家族へ「早く取りにいって!」と急かしていましたが、ICCが食事提供している事がわかり、ちょっと一安心。
ICCの担当者には、早速「脳外病棟の患者さんでご飯が買えない人がいたら紹介させてください」とお願いしました。
(快諾してくれました!)
システムが整っていない環境で、自分たちだけで全てをどうにかしようとするにはやはり限界があります。NGOのいいところは、お互いが助け合いながら活動できる所だと思うので、今後も色々な機関と情報交換していきたいです。