活動施設のご紹介<TSMC>

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現在講義などの活動を展開しているカンボジアのコメディカル養成校TSMC(Technical School for Medical Care)の歴史をご紹介いたします。

TSMCの始まりは、1950年 コメディカル養成校(Nursing and Midwifery School)としてPreah Ketmealea Hospital内に設立されたことに遡ります。

その後名称や場所が変わり、また1975年にクメール・ルージュの影響で学校が閉鎖されるなど、波瀾万丈の歴史を重ねます。

クメール・ルージュ崩壊後の1980年に学校は再開されます。
JICAの支援で校舎も新築され、1997年に名称をTSMCと改め、国立健康科学大学(UHS:University Of Health Science)の提携校にもなりました。

現在の専攻科目は看護科(助産師含む)、理学療法科、臨床検査技師科、放射線技師科です。

クメール・ルージュ崩壊後の学校再開から順調に発展してきたようにも見えますが、まだまだソフト面での支援が必要な状況です。

現在当NGOが行っている理学療法学科の学生に対する講義や理学療法の普及活動を通して、学生の知識・技術の向上、学生の就職難の改善、ひいてはカンボジアの理学療法全体の底上げにも寄与したいと考えています。