★現地看護師より★第一回Study Sessionのご報告

join

当NGOでは、カンボジア現地に派遣されている看護師による学生向けの講義を5月より定期的に行なっております。

本年5月20日に行なわれた、第一回の模様を現地看護師よりご報告させていただきます!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

無事に第1回Study Sessionが終わりました!
定員10名の所、予約なしの参加者も加わり、全12名への講義。学生さんも多かったので「大脳の機能と脳梗塞」という内容は少し難しいかな?と心配していましたが、終了後アンケートの感想を皆びっしり埋めてくれるくらい大好評でした。本当によかったです!

授業中、意外に感じたのは最後に出したクイズでの皆の反応です。

問題は「脳梗塞の患者が回復期に入り、そろそろ退院を考える時期になりまた。しかし半身麻痺は残り、歩行には杖が必要です。退院のあたり、あなたが把握すべき情報は何ですか?QOL(生活の質)とは何ですか?」というもの。
「自分が、もしくは自分の家族がその患者さんだったら?」を考えてもらい、そのあとで退院後の生活をイメージしてもらいました。入院中から退院後を見据えたリハビリ介入すること、患者様が発症前は「何が趣味」で「どんな生活を送っていたか」を把握し、どうしたら発症前の生活に近づけられるかを考えることも「医療者の努め」だという事を伝えた際、皆すごく真剣な眼差しで聞いていました。きっと彼らは理解してくれたと思います。

アンケートの「今後学びたい内容は」という質問には、解剖学から疾患、看護技術まであらゆる分野の希望がありました。

今度は理学療法士による「脳卒中リハビリテーション」の講義を行います。今後は看護師と理学療法士が毎週土曜日、交互に講義を行っていく予定ですので、その中で彼らの希望する内容も盛り込んでいく予定です。

彼らが楽しみながら学んでいってくれる、そんなシステムを作っていきたいと思います!

On May 20th, we completedour first study session!

-Theme: Anatomy of brain, stroke
-Participants: 12 persons!!
We are so proud to receive very good feed backs after the session.
From the survey for the participants, we received many request about the theme of future study session as anatomy, disease, nursing technique etc…
From this week on, we have study session once a week and we will include the theme that the participants want to learn.