現在当NGOではカンボジア国立コサマック病院の手術室の改修を行っております。
現地手術室では、雨漏りや、天井からの塗装剤の落下、ドアの隙間から埃や虫が入るなど感染リスクが非常に高い状況です。
手術時の感染は直接体内に細菌が入り込むことから感染が拡大しやすく、特に開頭手術は髄膜炎や脳炎など重症化し生命に関わる事態となるリスクが高くなります。
また、備品や手術器材が不十分であるために最適な治療を行えない状況にあります。
改修が進み、ドアの修理や塗装など手術室の環境が少しずつ整い始めました。まだ完全ではありませんが、これで手術時の感染の危険性を大幅に減らすことが出来ます。
皆様のご協力、本当にありがとうございます。
改修前(上)に比べて隙間や汚れがなくなり、衛生環境が改善しました(下)
修理が行われた手術室(上)と入口(下)
現在現地では、手術環境の更なる整備のために必要な手術器材・備品の購入を進めています。
フェイスブックページにて適宜活動の報告を行っていますので、私達の活動を広めて頂けると幸いです。
http://www.facebook.com/japan.medical.dev.org
今後ともご協力のほど、どうぞ宜しくお願い致します!