現在ASEAN会議出席のためカンボジアを訪問されている野田首相が、当NGOが活動している国立コサマック病院の視察にいらっしゃいました。
首相訪問にあたっては、日本からは首相秘書官数名、経済産業省ヘルスケア産業課課長、経済産業省審議官などが渡航され、現地からは保健省大臣(マンブーヘン大臣)、首相付大臣(ソクチェンダー大臣)、コサマック病院院長先生が参加されました。
訪問された野田首相に対して、理事長の北原茂実が「日本の医療まるごと海外輸出」についてプレゼンをおこない、手術室視察、カンボジア保健大臣らとの意見公開会も開催いたしました。
理事長の説明を受け、野田首相は「命を守る協力というのは、非常に大きく固い絆をつくり、二国間にとっても良好な関係をもたらすことの出来る分野」であると話されました。
首相は日本の持っている医療サービス・技術がASEAN地域を始めとした各国における需要、医療のパッケージ輸出は政治的な観点からも重要であるとのことを協調され、最後には海外援助のあり方として現行ODAのあり方の見直しの必要性にも言及されていました。
今回のように政府関係者が訪問されると、あらためてプロジェクトの重要性、社会的な影響を意識させられます。
日本の医療を崩壊から救い、同時にカンボジアの医療を育てていくため、これからより一層頑張ってまいります。
プロジェクトも加速していきますので、お楽しみに!