3月27日(木)に第6回あぐりはを開催しました。
あぐりはとは「アグリカルチャー・リハビリテーション」の造語で、農業を使ったリハビリによる就労を目指す取り組みです。脳卒中、頭部外傷などの脳損傷後の方を対象に農作業を楽しんだり、農業技術の習得や活動能力評価などを行っております。
ようやく温かくなり、農作業が復活しました!
今回は北原リハビリテーション病院の入院患者様を対象に行ないました。土作り作業を男性陣、ビニールハウス内作業を女性陣に分担し、取り組みました。
男性陣での作業では、力自慢をしたりと和気あいあいとした雰囲気でした。また土木関係の復職を検討中の患者様には、退院後の再就職のイメージ作りの機会になった印象でした。
女性陣での作業は、黙々と取り組んでいる患者様や昔を振り返りお話をしてくださる方もいました。
活動時間は20分程度でしたが、普段病棟で行なうリハビリでは見られないような、患者様の一面が垣間見え、「農作業を通したリハビリテーション」の可能性が広がったように思えました。