ー脳卒中/片麻痺患者の自宅リハビリをセラピストが遠隔でサポートー
株式会社エクサウィザーズ(所在:東京都港区、代表取締役社長:石山 洸、以下、エクサウィザーズ)と北原病院グループ(医療法人社団KNI、株式会社Kitahara Medical Strategies International 所在:東京都八王子市、理事長:北原茂実)は、共同開発したオンライン遠隔リハビリサービスの試験導入を北原リハビリテーション病院で開始しました。
質の高いリハビリを自宅で受けられるようにするために
国内の脳卒中患者数は、毎年23万人以上が新たに発症し現在約111万人にのぼると推測されています(厚労省 平成29年患者調査)。また、脳卒中は日本人の死因の第4位(厚労省 平成30年人口動態統計)、要介護の要因としても第2位の多さです(内閣府 平成30年高齢社会白書)。しかし、医療保険でリハビリテーション(以下リハビリ)が受けられる期間には日数制限があり、怪我・病気・障がいの種類によってそれぞれの期限日数を超えると介護保険で受けるリハビリに移行することとなり、「リハビリを受けられる時間が短い」「リハビリ方法を忘れてしまう」「リハビリのモチベーションが維持できない」といった課題も生まれています。
そこで、リハビリを必要とされる方が質の高いリハビリを自宅で受けられるようにするために、このたびエクサウィザーズと北原病院グループはオンライン遠隔リハビリサービスを共同開発。北原リハビリテーション病院に試験導入し、オンラインによる新しいリハビリの選択肢を提供します。オンラインで自宅でのリハビリの質をあげることで、病院や通所施設に通う頻度を減らすことができ、昨今、リハビリ分野でも課題となっている感染症対策にも有効です。また今後、全国の病院でのサービス提供や、脳卒中に見られる失語症など高次脳機能障害のリハビリの追加や、他の疾患やフレイル対策に対応したサービス展開も予定しています。
運動の様子をアプリで撮影、セラピストが確認して遠隔でアドバイス
株式会社KMSI:
医療を「総合生活産業」と捉え、医療・健康・生活に関わる事業の開発、運営を行っており、現在、「日本医療の輸出事業」、AIやITを活用し医療業務の効率化と質の向上を目指す「デジタルホスピタル事業」、医療スタッフが市民の生活全般を支援する「北原トータルライフサポート倶楽部事業」、地方都市における継続的な医療モデルの確立を目指す「東北被災地復興事業」に取り組んでいる。2016年にカンボジアの首都プノンペンに救命救急センター機能を持つ病院Sunrise Japan Hospitalを開設、2018年に北原トータルライフサポート倶楽部のサービス提供を開始。
ウェブサイト:https://kitaharamsi.com/
【株式会社エクサウィザーズについて】
「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」というミッションのもと、介護・医療・HR・ロボット・金融などさまざまな領域でAIプロダクトの開発と実用化に取り組む。メンバーにはAIエンジニアをはじめ、介護などのドメイン専門家、戦略コンサルタント、ソフトウェアやハードウェアのエンジニア、研究者、デザイナー、政策の専門家など分野横断的な人材が在籍。超高齢社会を迎えている日本において、各領域の現場ニーズと課題を徹底的に理解したうえでのプロダクト開発だけでなく、同時に海外拠点での事業開発もしながらグローバルなビジネスを展開。
ウェブサイト:https://exawizards.com/
<本リリースに関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報部
メール:publicrelations@exwzd.com
北原病院グループ 広報担当
電話:042-645-1356 メール:yoshikazu_kameda@kitaharahosp.com
<サービス導入に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ MedTech部
メール:eishi.yasuda@exwzd.com