日本医療開発機構の今とこれからがわかります

これまで「施しではない現地に根付く医療を」をモットーに、カンボジアの国立コサマック病院で医療者への教育を中心に活動してきました。 カンボジアはクメールルージュの大虐殺により多くの医療者を失いました。そのため、今でも適切な医療を受けられず、 助かる命がたくさん失われています。これまで多くの NGO がこの問題に取り組んできましたが、解決に至っていません。 カンボジアへの支援金や支援物資など、短期的な施しでは、 この問題を解決することは出来ないと私たちは考えています。  これまで、支援金や支援物資が多くのカンボジア人を救ってきたのも事実です。ですが、反面、支援への依存が医療の発展を遅らせてもいるのです。今のカンボジアには自分たちの力で状況を改善する力をつけることが必要です。これまで日本医療開発機構はカンボジアの国立コサマック病院を拠点に、カンボジアの現地に根付く医療を育むために、看護師の教育、病院環境整備、リハビリ提供システムの導入などを行ってきました。そして2016年度から、さらに多くの人に私たちの医療を届けるために新たなステージに入ります。

今回のイベントでは理事長　北原茂実による特別講演に加え、現地で活動していたスタッフ、活動で教育を受けたカンボジア人医療者による活動報告会を開催。日本医療開発機構の今とこれからがわかります。

開催日：2016年8月9日　19:00開始　※18:30から 開場しております。

イベント内容

北原茂実(医療法人社団KNI、NPO法人日本医療開発機構　理事長)　特別講演：『あなたの仕事は 　　　 「誰を」幸せにするか？』

現地活動報告：登壇者　　理学療法士　亀田佳一、看護師　笠原明日香、カンボジア人医療者

お申し込み先　https://goo.gl/jJNyqG