☆現地看護師より☆ 〜国際看護の日〜

活動報告

5月12日はInternational Nurses dayです。
看護の祖 フローレンスナイチンゲールの誕生日に由来しているそう。

先日、5月7日にその看護の日を祝うイベントがプノンペンで行われました。全国の国公立看護師トップが集まり、議題に沿ってそれぞれの病院での取り組みについて発表。
他の病院での取り組みを知る機会は看護の質の向上にとてもいいですよね。

看護記録の記載についての講演では、カンボジア国内で記録方法の統一がなされていない事が判明。ここから看護議会が中心となって、記録物の統一について動いていけばきっとカンボジアの看護はもっともっとよくなるはず!頑張って欲しいです。

さて、イベントのオープニングスピーチで保健省大臣より、カンボジアの平均寿命が71歳となった事を聞きました。
内戦の辛い歴史のあるカンボジア。数年前に調べた時は平均寿命が40〜50歳位だったと記憶していたため、時の移り変わりを感じました。

今までは発展途上国特有の疾患(感染症など)が主流でしたが、今後は脳卒中や心筋梗塞といった加齢・生活習慣に伴う病気も増えてくると思います。
まだまだその分野の看護を出来る人が少ないカンボジア。これからも、引き続き特殊疾患の看護について広めて行かねば!と思った日となりました。